kokoronoblog23’s blog

生きづらさを抱えてる人の日常

不登校時代の居場所。

正月からだいぶ遅れて父宛ての年賀状が届いた

 

昔お世話になったフリースクールの先生 

 

私はいつからかもう年賀状を誰にも出さなくなったけど

 

筆まめな父だけはずっと送り続けてる

 

何年も会ってないし

 

貰うほうも迷惑だろうなーなんて思うんだけどね

 

不登校時代に殆ど引きこもりで

 

最初の頃は制服に着替えて自転車で出掛けるんだけど

 

学校へは足が向かずに

 

親が出勤する時間まで近くのマンションの前で

 

友達を待ってる振りをしてずっと待機

 

親が居ない時間になったら

 

こっそり家に帰ってた

 

ある時は押し入れにずっと隠れてたり

 

でも自転車と靴でバレるんだけど

 

何とか行かせようとする親と

 

何とか来させたい先生と

 

毎日戦いのよう、、、

 

そんな父もだんだん諦めるようになるんだけど

 

ある時父が何処で知ったのかフリースクールの話をしてきて

 

一度行って見ないかと誘われ

 

父の機嫌を損ねない為もあり渋々行くことに

 

そこは閉園になった幼稚園で

 

床板を踏むとぎしっと音がするような

 

何だか懐かしい雰囲気の建物だった

 

明るくて元気な女性の方が迎えてくれて

 

中にはピアノもあって

 

沢山の絵が飾ってあったり

 

色んな本が置いてあったり

 

計算問題を問いてる小学生くらいの男の子や

 

お絵描きしてる女の子がいたり

 

同年代の子は居なかったかな

 

そこで赤青黄の三原色+白の絵の具を使った水彩画を教えて貰うんだけど

 

もともと絵を描くのは好きだから

 

その時間が楽しくて仕方なかった

 

ある時は秋刀魚を描いたり

 

ある時はイカを描いたり、、

 

毎回先生が本物を持ってきて、触りながら描いて行くっていう

 

下描きしないで直で描くのもドキドキする時間でもあるんだけど

 

描く題材によって根から~とか葉脈から~とかちゃんと順番があるんだけど

 

秋刀魚やイカはどうだったかな

 

ど忘れ、、、

 


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そんな時期に描いた絵

 


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この絵は父の知り合いにあげたからカラーコピーしたもの

 

絵と向き合う時間は唯一嫌な事を忘れられるというか

 

時々ピアノ引かせてもらったり

 

苦手な計算問題とか勉強したり

 

年下の子達と遊んだり

 

今思えば家以外に気軽に寄れる場所があっただけでも 

 

自分の中で結構大きな出来事で

 

誰にも心開けなかったのが

 

最初に心の内を話す事が出来た相手(先生)

 

否定せずにありのままを受け入れてくれた

 

周りの大人は皆敵だと思っていたし 

 

今も人を信用出来ないとかネガティブ感情がやってくるんだけど

 

味方もいるんだと教えてくれた人、、

 

そこで過ごした期間は短かったけど

 

何十年経ってもずっと残ってる 

 

父親の事は好きじゃないけど、唯一そこだけは出会わせてくれた事に感謝かな

 

その後の人生は

 

やっぱり苦労というのか

 

普通から外れてしまうんだけどね

 

今も現在進行形っていう

 

あー

 

ここまで綴って

 

終わり方がすっきり終われないって

 

もやもやするな😑💭